ゾビラックスの効果と服用方法

ゾビラックスの効果について

錠剤や顆粒、クリームや軟膏など幅広い種類を展開しているゾビラックスは、主成分であるアシクロビルによってヘルペスウイルスの増殖を抑える効果があります。
感染した細胞に侵入してウイルスの活動を抑えるため、服用後素早く効果を実感できるでしょう。

早い段階で使用すれば、翌日~3日までには症状が改善します。
効果のある疾患は造血幹細胞移植を含む単純ヘルペスや帯状疱疹、性器ヘルペスです。
性器ヘルペスにおいては小児に発生した場合のみで、成人の場合には使えません。

具体的な効果の働き方として、ゾビラックスを服用すると主成分であるアシクロビルがウイルスの持つ成分によりリン酸化され、そのままウイルスのDNAの中へ入り込みます。
アシクロビルを取り込んだウイルスのDNAは成長や増殖が阻害され、症状が改善されていくのです。

ヘルペスウイルスに感染していない細胞への影響は非常に低いです。
また日本国内の臨床試験データを見ると、単純疱疹の有効率は89.2%、帯状疱疹は93.4%、小児の単純疱疹は87.7%と非常に高い効果や再発予防効果があることが分かるでしょう。

一方でゾビラックスには欠点もあります。それが効果の作用時間の短さです。
主成分であるアシクロビルは服用後1時間30分程度で血中濃度が最高値になりますが、その後2時間30分程度で半分になってしまいます。

薬の作用する総量もあまり高くないので、1日に5回服用しなければ十分な効果を得られないのです。
とはいえ効果自体は非常に強力なので、服用回数さえ守っていれば高い治療効果を得られるでしょう。

ゾビラックスの服用方法について

ゾビラックスは、感染しているヘルペスウイルスの種類によって服用方法が変わります。
正しい飲み方を知るためには、あらかじめ自分がどのヘルペスウイルスに感染しているのかを把握しておかなければなりません。

ある一定の場所に症状が発生している場合は単純疱疹、面積が広く帯状に症状が発生している場合は帯状疱疹に分類されることが多いです。
単純疱疹の治療にはゾビラックス200mgを1回1錠、帯状疱疹の治療の際はゾビラックス200mgを1回4錠飲みます。
どちらも1日に5回服用しなければなりません。

また造血幹細胞移植による単純疱疹の抑制に使う場合は、ゾビラックス200mgを1回1錠を手術日の1週間前から飲み始め、術後も35日間は飲み続けます。

小児がゾビラックスを服用する場合は、体重を基準として量を計算するでしょう。
基本的な服用量は、体重1kgあたり20mgを1日4回です。

ゾビラックスは1日に何度も飲まなければ十分な効果が得られない医薬品です。
そのため成人の場合は朝食後と昼食後、午後4時頃と夕食後、就寝前の5回を目安とすると良いでしょう。
小児は成人の服用タイミングから就寝前を除いた4回です。

とはいえ人によって様々なライフスタイルがあるため、起床から就寝までの活動時間をベースに、5等分もしくは4等分して間隔を決めるのがベストです。
また万が一飲み忘れた際は1回分を飛ばすか、忘れたことに気付いた時点で飲んで間隔を調節してください。
妊婦や授乳期の女性は、胎児や乳児への安全性が確かではないため、服用前に主治医へ相談しなければなりません。