シロスタゾールの効果や成分

シロスタゾールの効果について

シロスタゾールは、血管の中で血液が固まるのを防ぎ、血流を改善するお薬です。
主に血栓症の治療に使われる他、血栓や脳梗塞などの予防や慢性動脈閉塞症が原因の手足の痛みの緩和にも用いられます。

血管の中で血液が固まって血流を止めてしまう状態を「血栓」と言います。
心筋梗塞や脳梗塞がその代表ですが、詰まった先の組織が障害を受けて機能を失ってしまいます。
シロスタゾールは抗血小板薬と呼ばれるもので、血小板の働きを抑えて血液が固まるのを防ぎます。

また新たな研究では、シロスタゾールには認知症の予防効果も期待できるという結果も報告されています。
特に初期のアルツハイマー型認知症の予防に効果が期待できるという事です。

シロスタゾールの成分について

主成分であるシロスタゾールは、トロンボキサンA2による血小板凝集を抑え、また、血小板と血管平滑筋のホスホジエステラーゼⅢの活性を阻害する事で抗血小板作用および血管拡張作用を示し、血流を改善する効果が期待できる成分です。

シロスタゾールの使用方法について

成人の場合、朝晩2回空腹時に1回あたり100mg服用します。
年齢や症状によって適宜増減されます。

シロスタゾールの副作用について

シロスタゾールの副作用としては、次のような症状が報告されています。

  • 頭痛・頭重感、めまい
  • 動悸、頻脈、ほてり
  • 吐き気、腹痛、下痢
  • 発疹、かゆみ

この他の副作用として出血しやすくなったり、血が止まりにくくなったりする事があります。
もし歯茎の出血や鼻血、皮下出血、血尿など、出血があったらすぐに医療機関を受診してください。

またごく稀に血液障害や肝障害、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、間質性肺炎などの重篤な副作用も報告されています。
シロスタゾール服用後にいつもと違う身体の異常を感じた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

シロスタゾールの注意点について

グレープフルーツジュースと一緒に飲むと、効果が強く出る事がありますので避けてください。
血が止まりにくくなるため、手術や歯の治療を受ける場合は、このお薬を飲んでいる事を必ず伝えてください。
以前にこの薬を使ってアレルギー症状が出たことがある方や、出血している方、うっ血性心不全の方は、使用前に医師や薬剤師に相談するようにしてください。
妊娠中や妊娠の可能性のある方、また授乳中の方も相談が必要です。
また、病気治療中の方や他のお薬を飲んでいる方も事前に医師や薬剤師に伝えてください。