ケトコナゾールの効果や成分

ケトコナゾールの効果について

ケトコナゾールは、真菌を殺菌する塗り薬で、主に水虫やカンジタ症、脂漏性皮膚炎などの治療に使われます。
真菌とはカビの仲間の事を専門的に表す言葉です。
真菌の中でも、白癬菌が足の皮膚に寄生したものを俗に水虫と呼んでいます。
かゆみや皮むけなどの症状が特徴で、治療せずに放置しておくと悪化してただれたり出血したりする事もあります。
皮膚真菌症の多くがこの白癬菌を原因としていますが、その他にもカンジタや癜風菌によるものもあります。
ケトコナゾールは強い抗真菌活性と幅広い抗真菌スペクトルによって、水虫の原因の白癬菌やカンジタ、癜風菌を殺菌し、皮膚真菌症を改善する効果が期待できるお薬になります。

ケトコナゾールの成分について

ケトコナゾールの有効成分は、ケトコナゾールというイミダゾール系の抗真菌薬です。
イミダゾール系の抗真菌薬は副作用が少なく、効果が高い事で有名です。
この成分は、真菌の細胞膜構成成分であるエルゴステロールの生合成を阻害する事で抗真菌作用を示します。

ケトコナゾールの使用方法について

白癬、皮膚カンジダ症、癜風に対しては、1日1回患部に塗布してください。
一般的に使用開始から2~4週間で症状が治まる事がほとんどですが、完治させるためには最低3か月は使用を続けるようにしてください。
可能であれば6ヶ月程度の継続が望まれます。
足の裏など角質層が厚い部位は、半年から1年以上の続けないと完治しない事もあります。
ただし、1日に決められた回数以上使用してしまうと、かぶれを起こしたり皮膚が荒れたりする事があります。
なるべく広めに塗るようにしましょう。
眼に入る事がないように、十分注意してください。
尚、爪への浸透性はないため爪水虫の治療には使用できません。
また、ただれがひどい部位には使用しないでください。

また、脂漏性皮膚炎に対しては、1日2回患部に塗布します。
一般的に使用開始から1~2か月で症状が治まる事がほとんどですが、完治させるためには最低3か月は使用を続けるようにしてください。
この場合も、可能であれば6ヶ月程度の継続が望まれます。

ケトコナゾールの副作用について

副作用が起こりくいお薬ではありますが、稀に次のような症状が出る事があります。

  • 接触皮膚炎
  • そう痒
  • 発赤
  • 刺激感
  • 紅斑
  • びらん
  • 皮膚剥脱

ケトコナゾール使用後にこのような症状が出た場合には、医師や薬剤師に相談するようにしてください。
また、過去にケトコナゾールで過敏症の症状が出たことがある方は使用できませんので注意してください。