ツルバダの効果や成分

ツルバダの効果について

ツルバダは、一般的に他の抗HIV剤と併用し、HIV感染症の治療に用いられるお薬です。
HIV-1逆転写酵素の活性を阻害し、感染力のあるウイルスの増殖を抑えます。
ツルバダに含まれる成分がエイズウイルスの遺伝子複製を妨ぐ事で、免疫力の回復、エイズ発症や進行を遅らせる効果が期待できます。
短期間の服用でHIV感染症やエイズを完全に治す薬ではなく、継続して服用することでHIVの活動を抑制する薬になります。

またツルバダは、PrEP(曝露前予防内服)としても使われているお薬です。
これはHIVに感染するリスクを軽減させるため、事前に服用するという使い方の事です。
主に、ゲイ・バイセクシュアル男性が使用するもので、正しい服用を続ければ、高い予防効果が期待されています。
ただし、使用には成人であることや「HIV非感染者」であること、また腎機能に問題がないことが条件とされています。

ツルバダの成分について

ツルバダの有効成分は、エムトリシタビンとテノホビルジソプロキシルフマル酸塩です。
これらは核酸系逆転写酵素阻害剤と呼ばれるタイプのお薬です。
エイズウイルスが増殖するのに必要な酵素である逆転写酵素を阻害する事で、ウイルスの増殖を抑え、免疫を受け持つリンパ球であるCD4陽性リンパ球の数が減少します。
それにより、免疫機能が改善され、エイズの発症や進行を遅らせるといわれています。

ツルバダの服用方法について

ツルバダは1日1回1錠服用します。
ウィルスの活動を抑え続けるためには、忘れることなく毎日続けて服用する事が大切です。
たとえ短期間でも飲まないでいると、身体の中でウィルスが増殖したり、薬の効果が切れて症状が悪化したりしてしまう事がありますので、必ず忘れずに毎日服用して下さい。
飲み忘れに気が付いた場合には、その時点ですぐに飲んで下さい。
ただし、次回に服用時間が近い場合は1度飛ばして、次回1回分を飲むようにします。
2回分を1度に飲むことは避けて下さい。
また、必ず他の抗HIV薬と併用するようにして下さい。

ツルバダの副作用について

ツルバダの副作用としては、次のような症状が報告されています。

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 頭痛
  • めまい
  • 不眠
  • 悪夢

また稀に乳酸アシドーシス、膵炎、重い腎障害などが起こることがあります。
ツルバダを服用して身体の異常を感じた場合には、医師や薬剤師に相談するようにして下さい。
未成年の方や高齢者、妊娠中や授乳中の方は使用できません。
併用できない薬剤が多いため、現在服用しているお薬やサプリメントがある方は、処方を受ける際に医師や薬剤師に伝えて下さい。