シーナックの効果や成分

シーナックの効果について

シーナックはインドの製薬会社「インタスファーマ社」が販売している白内障治療のための点眼薬です。
白内障は、主に加齢などにより目の水晶体のたんぱく質が酸化して水晶体が白く濁ってしまう病気です。
白内障になると、物がかすんで見えたり、物が重なって見えたり等の視力障害の症状が現れます。
症状が現れる年齢や、症状が進行するスピードには個人差がありますが、早ければ40代で発現し、50代で手術が必要なほど症状が進む方もいます。
何年もかけてゆっくり進行する事が多いので、自分では白内障だと気が付かない方もいます。
以前から白内障の進行を遅らせる薬はあったものの、完全に治すには手術をするしかありませんでしたが、シーナックの成分であるNアセチルカルノシンの開発によって、点眼薬での症状の改善が期待できるようになりました。
臨床試験では9割の方に視力改善効果があったと報告されています。
また、シーナックは白内障など病気の治療だけでなく、目の不快感や疲労感の改善にも使う事が出来ます。
ほこりや刺激物などの外部因子による不快感や刺激感を改善したり、コンタクトレンズ着用時やパソコン作業、車の運転や読書などによる目の疲労感やドライアイを改善したりする効果も期待できるお薬です。

シーナックの成分について

シーナックには有効成分として、カルボキシメチルセルロースとN-アセチルカルノシンが配合されています。
眼の一番表面にあるのが角膜です。
そのため角膜は、傷が付いたり乾燥したりしやすくなります。
角膜の表面には、角膜保護成分が涙に含まれて存在して角膜を守っていますが、その角膜保護成分の働きを強めるのが、カルボキシメチルセルロースです。
またカルボキシメチルセルロースには、角膜の修復を助ける働きもあります。
一方のN-アセチルカルノシンは、目の水晶体の酸化を抑制し、回復させる作用があります。

シーナックの使用方法について

シーナックは使用する症状や状態によって使用回数が異なります。
白内障の治療に使用する場合には、1日2回朝晩に1回2滴点眼します。
使用して7か月目以降になったら、1日1回毎日同じ時間帯の点眼を続けるようにして下さい。
白内障の予防として使う場合は、1日1回同じ時間帯に点眼します。
白内障の症状が片方の目だけであっても、両目に点眼する事が推奨されています。
1度の点眼量は2滴ですが、1滴点眼後5分ほど空けてから2滴目を点眼するようにして下さい。
また点眼後は1分ほど目を閉じた状態でいるようにする事で、薬剤が水晶体により浸透して効果的です。