アルダクトンの効果や服用方法(飲み方)

アルダクトンの効果について

アルダクトンは、高血圧症や心性浮腫、腎性浮腫、肝性浮腫などの治療や、原発性アルドステロン症の診断および症状の改善などに用いるお薬です。
腎臓でナトリウムと水分の排泄を促進し、カリウムの排泄を抑え、尿量を増やし身体の中の余分な水分を排出する事で、血圧を下げたりむくみを取ったりします。

アルダクトンの服用方法(飲み方)について

成人は通常1日2~4錠(主成分50mg~100㎎)を分けて服用します。
ただし、年齢や症状によって薬の量は増減される場合があります。
夕食の後に服用すると、夜間の排尿回数が増えて睡眠を妨げることがありますので、医師の特別な指示がある場合以外は避けて下さい。
飲み忘れに気が付いた時は、できるだけ早く飲むようにします。
ただし、次の服用時間が近い場合には飲まずに、次回1回分を飲むようにしてください。
2回分を1度に飲むことは絶対にやめましょう。
もし間違って多く飲んでしまった場合には、医師や薬剤師に相談してください。
また、自分の判断で薬を飲むのをやめるのは避けましょう。

無尿または急性腎不全の患者の方は、腎機能を悪化させる恐れや、高カリウム血症の恐れがあるため服用できません。
またアジソン病の患者の方も、高カリウム血症の恐れがあるので服用は禁忌とされています。
さらにこのお薬に対して過敏症の既往歴のある方や、タクロリムス、エプレレノン又はミトタンを投与中の患者の方も服用することはできません。
また次のような方には慎重に投与する必要があります。

  • 心疾患のある高齢者
  • 重篤な冠硬化症又は脳動脈硬化症のある方
  • 重篤な腎障害のある方
  • 減塩療法時
  • 高齢者
  • 肝障害のある方
  • 乳児

その他の薬でもお互いに作用を弱めたり強めたりしてしまう可能性もあるため、他に薬を使用している場合には、診察時に医師に伝えるようにして下さい。

アルダクトンの副作用について

アルダクトンの重篤な副作用には次のような症状があります。

  • 電解質異常(高カリウム血症、低ナトリウム血症、代謝性アシドーシス等)
  • 急性腎不全
  • 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群

これらの症状が現れた場合には、服用を中止し速やかに医師の診察を受けて下さい。

その他の副作用としては、次のような症状等が報告されています。

  • 女性型乳房・乳房痛
  • 陰萎
  • 多毛
  • 月経不順・無月経
  • 性器出血
  • 声の低音化
  • 発疹・蕁麻疹・かゆみ
  • 食欲不振・吐き気
  • 下痢・便秘
  • けん怠感
  • 動悸
  • 発熱

このような症状が発現した場合や、これらの症状以外でも気になる症状がある場合には医師や薬剤師に相談してください。