クラビットの効果や副作用

クラビットの効果について

クラビットはニューキノロン系経口抗菌製剤です。
主成分はレボフロキサシン水和物で、黄色い楕円形の錠剤になります。
細菌に感染した際に服用する事で、細菌などのDNA複製を阻害して殺菌効果を示します。
従来の抗菌薬と比較すると抗菌力が強く、次のような幅広い感染症に使用できるお薬です。

  • 皮膚感染症
  • 呼吸器感染症
  • 泌尿器感染症
  • 婦人科感染症
  • 眼科感染症
  • 耳鼻科感染症
  • 歯科感染症

飲み薬では完治が難しかった感染症にも効果を発揮します。
また副作用も少なく、ペニシリン系やセフェム系の抗生物質にアレルギーのある方も使用できます。
クラビットのメリットは様々ありますが、代表的なものは次のような点です。

  1. グラム陰性桿菌に強い上、グラム陽性球菌に対しても効果を発揮。
  2. 特殊な緑膿菌という菌にも有効。
  3. 性病の原因となる淋菌とクラミジアに対して有効。
  4. 抗酸菌(結核など)に有効。
  5.     

  6. 飲み薬である。

最後の飲み薬であるという点は、実はとても重要です。
なぜなら、点滴薬しかないと必ず入院が必要になってしまうからです。
入院にもメリットがある場合もありますが、できれば入院せずに治療したいという方は多いのではないでしょうか。
クラビットは飲み薬があるため、外来治療が可能になります。
成人の場合、通常1回500㎎を1日1回服用しますが、感染症の種類や症状によっては、適宜減量される事もあります。
飲み忘れに気が付いた時には、その時点で1回分服用します。
ただし次の服用時間が近い場合には、その時間に1回分を飲んでください。
2回分を1度に飲むことは絶対にやめましょう。

クラビットの副作用ついて

クラビットを服用した際の副作用として報告されているのは、次のような症状です。

  • 貧血
  • 頭痛
  • 下痢
  • 発疹
  • そう痒症
  • めまい
  • 不眠
  • 傾眠
  • 振戦
  • 意識障害

クラビットを服用して何か気になる症状が現れた場合には、服用を一旦中止し医師や薬剤師に相談するか、診察を受けるようにして下さい。

また、このお薬の成分に対して過敏症の既往歴がある方や、妊娠中や妊娠の可能性のある方、それと小児には投与しないこととされています。
ただし、妊娠中やその可能性のある方、または小児に対しては、重篤な疾患に限り治療上のメリットを考慮して投与されることもあります。
さらに高度の腎機能障害のある方や、てんかん等痙攣性疾患のある方、キノロン系抗菌薬の過敏症の既往歴のある方、重篤な心疾患のある方、重症筋無力症の患者の方などに投与する場合には、慎重な判断が必要になります。
当てはまる症状がある方は、診察時に医師に必ず伝えるようにして下さい。