ヒルドイドローションの効果や概要

ヒルドイドローションの効果について

ヒルドイドローションは、皮膚の保湿作用のあるお薬で、皮膚の乾燥性症状を軽減します。
また血行を促進する作用もあるため、血行障害による痛みや腫れの改善も期待できるお薬です。
通常、凍瘡、瘢痕・ケロイド、指掌角皮症、皮脂欠乏症等に使われます。

ヒルドイドローションの概要について

ヒルドイドには、ローションの他にクリーム、軟膏、フォームといった形状があります。
そのうちヒルドイドローションは、薬剤に水を混ぜたもので水中油性です。
使い心地はサラッとしており、広範囲に塗りやすくなっています。
皮膚への浸透性が高く、あまりべたつき感はありません。
水で流されやすい特性はありますが、髪の毛がある部位にも塗布しやすい形状です。
そのため、べたつき感の苦手な方や、頭皮に使用したいという方、また広範囲に塗りたい方にお勧めと言えます。
また季節的には、春から秋の比較的乾燥が激しくなく、汗のかきやすい時期に適しています。
部位としては、塗布範囲の広い背中などに向いていると言えるでしょう。
手にひらに1円玉の大きさのローションを出すと、だいたい0.5gになりますが、その量で成人の手のひら2枚分の広さの皮膚に塗る事が出来ます。
清潔にした手のひらに乗せたローションを、こすらずに優しく塗り広げて下さい。
ヒルドイドローションは副作用の少ない安全なお薬ではありますが、塗った後に赤みや発疹、刺激感などが現れた場合には、医師や薬剤師に相談して下さい。
また出血性の血液疾患の方は使用を避ける必要があります。

ヒルドイドローションの成分について

ヒルドイドローションの主成分は、ヘパリン類似物質です。
ヘパリン類似物質は、その名の通り人の体内にあるヘパリンという物質に似た成分であり、保湿・血行促進・抗炎症作用の3つの作用を持ちます。
これらの3つの働きによって、肌の新陳代謝を促進し、乾燥による肌の荒れや炎症などを根本から解決に導きます。
ヘパリン類似物質には、水分を引き寄せてそれを保ち続ける働きがあり、肌の内部の角質層にまで浸透し肌の細胞にまで働きかけます。
角質層は外的刺激から肌を守る役割を持っていますが、乾燥や紫外線などで傷ついたりはがれたりしてしまいやすく、そうなるとバリア機能が果たせなくなります。
そこにヘパリン類似物質を塗布する事で、角質層の水分保持機能を改善して、バリア機能も取り戻す事が期待でき、その結果肌の内部の水分を正常に保つ事ができるようになるのです。