ダイフルカンの効果や成分

ダイフルカンの効果について

ダイフルカンはアゾール系に分類される有効成分フルコナゾールを含んだ抗真菌薬になります。スペルがDiflucanのためダイフルカンないしジフルカンと呼称されており、膣カンジタ症の第一治療薬として選択されることが多い薬になります。

膣カンジタ症はおよそ5人に1人の割合で女性が疾患する感染症で、排尿時や性交渉時に痛みを伴ったり、陰部周辺にヒリヒリ感やかゆみが出たり、チーズ状のおりものが出たりする特徴があります。
膣カンジタ症を患っている女性に対し、約30日間有効成分フルコナゾールを投与したところおよそ8割の女性の症状が解消されたという臨床試験結果が報告されています。

ダイフルカンは安全性、有効性が高いことから後発品も多く販売されており、錠剤タイプの他にもカプセルタイプ、シロップタイプ、点滴タイプ等、剤形も豊富で、新生児や小児にも用いられています。

ダイフルカンの成分について

ダイフルカンの有効成分であるフルコナゾールはカンジダ属、クリプトコッカス属に対して強い抗菌作用を発揮し、吸収しやすい特徴があるため、高い濃度のまま肺ないし髄液に到達します。

カンジタ菌やクリプトコッカス菌を原因とした真菌血症や真菌症(呼吸器、消化管、尿路)や真菌髄膜炎、女性の腟炎、外陰腟炎等、広範囲の治療に用いられています。

真菌細胞膜の主な成分エルゴステロールの合成を阻害し、真菌の増殖が抑制し殺菌する効力がフルコナゾールにはあります。
エルゴステロールという成分は本来人間の細胞にはない成分なので、殺菌されたところで人体への影響は全くなく、このことからも副作用はあまり発現しないと言われています。

フルコナゾールを服用することで、膣内の環境が改善され膣分泌液量が正常になり、性交渉時の潤滑が良くなることで、痛みが解消されると共に不感症も改善されるといった効果も期待できると言われていますが、フルコナゾールは抗真菌薬なので、本来の用途以外での服用は避けるようにしてください。

ダイフルカンの副作用について

フルコナゾールの副作用は少ないとされていますが、腹痛や下痢、吐き気、発疹等の副作用が発現することがあります。非常に少ない頻度ですが、重篤な副作用(血液障害、肝障害、皮膚障害、ショック症状等)の報告もあるので、初期症状に注意を払うようにしてください。また、飲み合わせにおいて注意が必要な薬が数多くあるので、すでに他の薬を服用している方は服用をスタートする前に医師や薬剤師の判断を仰ぐようにしてください。