
新装置は磁場強度が1.5テスラーと、これまでの3倍の磁場強度を有することにより、検査時間の短縮や高精細な画像の提供、また装置特有の“音”に関しても静かに感じられるなど数多くの改善をしております。
特徴である検査時間の短縮化は、これまで以上に多くの方々の検査が可能となる他、急患への対応が迅速となります。特に超急性期脳梗塞などへの初期診断と早期治療に大きな効果が発揮されます。また、MRIの検査方法として造影剤を使用しない(非造影)血管撮影の描写がこれまでよりもより鮮明に観察する事が可能になりました。
特に頭部や頸部、躯幹部大血管、四肢の血管の描出が大きく向上しております。その他胆管・膵管や心臓血管への描写もこれまでのCT検査からMRI検査へと移行できる可能性もあります。
さらに、整形外科領域では、脊椎(首・腰)や肩・膝などの各関節の検査も今まで以上に微細な部分まで画像化する事が可能となり、MRI検査で効果的な治療を受けることが可能となります。
※ 以上のように磁場強度の向上がもたらす影響は診断の面で大きな効果を発揮しますが、安全に対する対応もいっそう向上する必要があります。
ペースメーカー埋込術、脳動脈クリッピング術後の方はこれまで同様に検査が出来ませんし、貴金属を装着しての検査や小さなホックなども画像のひずみややけどの原因になりますので脱衣のご協力の程をお願いいたします。また、新MRI装置は平成22年3月29日より稼働しておりますが、更新に必要であった約一月半に及ぶ工事の間、患者様に大変ご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
放射線科

